自律神経が整えば高血圧は自然と解消される!?
高血圧とは、2023年現在の日本では家庭血圧で収縮期血圧(上)135、拡張期血圧(下)85以上、診察室血圧では収縮期血圧(上)140、拡張期血圧(下)90mm以上が高血圧の『基準値』とされています。
正常な血圧の『基準値』は、家庭血圧で収縮期血圧(上)115、拡張期血圧(下)75mm以下、診察室血圧では収縮期血圧(上)120、拡張期血圧(下)80以下とされています。
1961年では、血圧の『基準値』は、収縮期血圧(上)160までは正常値であるとされていました。それが2023年現在の日本の『基準値』は上記の通りとなっています。
2000年に日本高血圧学会が収縮期血圧(上)140、拡張期血圧(下)90いう『基準値』を定めました。2000年までの基準は年齢ごとに異なっており、70代は収縮期血圧(上)150未満、80代は収縮期血圧(上)160未満とされていました。
現在の『基準値』では年齢も性別も区別なく、収縮期血圧(上)140、拡張期血圧(下)90とされていますが、これは2004年に日本高血圧学会が診断基準を改正したものです。
そもそも、ここでいう『基準値』とは誰の何に対する基準なのでしょうか?
このコラムでは、高血圧に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。