新生児期生後～6カ月位

現れやすい症状

寝ない・泣き止まない・向き癖・おっぱいを飲まない・体重が 増えない・便秘

お母さんにとって出産は大仕事です。当然、身体に大きな負担が掛かりますが、赤ちゃんの身体にも同じように大きな負担が掛かります。それが難産ともなればなおさらです。

赤ちゃんの身体にどのような負担が掛かるのかというと、骨格や筋肉、なによりその中で保護されている「神経」に影響を及ぼすと考えられます。

赤ちゃんの脳にとって一番のストレスとなるのは体の情報が得られないことです。カイロプラクティックでは骨格や筋肉のバランスを整え、「神経の流れ」を正常にします。

頭の向き癖や股関節の動きが悪い場合、骨格や筋肉のバランスが乱れることで神経機能が正常に働いていない可能性があります。

神経機能が正常に働いていないと、「寝ない」、「泣き止まない」、「お腹を痛がる」、「おっぱいを飲まない」といった医学的視点では原因が発見されにくい症状が表れることがあります。このようなケースでは病院でも「様子を見ましょう」となるケースが多くあります。

早期に体のバランスを整えて「神経の流れ」を正常にして身体の情報を脳へ届けてあげれば、より良い回復につながり、安心して赤ちゃんの成長を見守ることができます。

乳児期6カ月～2才位

現れやすい症状

寝返りをしない・首のすわりが悪い・おすわりやハイハイが苦 手・うつ伏せを嫌がる

この時期の赤ちゃんは、体の「基礎」が形成されていく大切な時期となります。おすわり、ハイハイ、立って歩く、情緒や言葉など生涯でもっとも活発に成長していきます。

この時期の症状としては、首がすわりにくい、寝返りをしない、うつ伏せを嫌がる、片方しか向かない、向き癖で頭が平らになる、など発達の遅れが具体的な形で表れることがあります。

赤ちゃんの成長とともに改善することもありますが、もっとも成長する大切な時期だからこそ改善を「待つ」のではなく、成長の邪魔をする原因を取り除くことをおススメします。

赤ちゃんの成長にとって、もっとも重要な「神経の流れ」を小児カイロで整えることは、とても効果的といえます。

幼児期2才～

現れやすい症状

発達が遅れている・落ち着きがない・病気が治りにくい、また は繰り返す

この時期では、具体的な発達の遅れなどの改善を求めて、カイロプラクティックケアを開始するケースが多くなります。

例えば、子どもによくある病気が治りにくい、または繰り返してしまう、落ち着きがない、走り方がぎこちない、疲れやすいなど、具体的な問題が表れることがあります。

小児カイロで「神経の流れ」を整えることで、子どもの成長に必要不可欠な運動神経や感覚神経を正常に機能させることができます。発達の遅れを取り戻すきっかけとして、まず「神経の流れ」を整えることが重要です。

また「神経の流れ」を整えて神経機能が正常に働くと、血液やリンパの流れも良くなり免疫システムが活性化します。小児カイロは病気の繰り返しを防ぐことにも大きく役立ちます。