甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺ホルモンの分泌は神経によって決まる!?

甲状腺ホルモンの分泌は神経によって決まる!?

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、甲状腺ホルモンの分泌が増え過ぎてしまう状態をいいます。逆に、分泌が減り過ぎてしまう状態を甲状腺機能低下症(橋本病)といいます。

日常的に「疲れやすい」、「疲れが長く続く」、「汗をかきやすい」、「息切れがする」、「気力が出ない」などのはっきりしない症状が続くときは、甲状腺ホルモンの分泌に異常が生じている場合があります。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、日本人では1000人に2~6人はいるといわれています。年齢では20~50歳代に最も多く、女性に多いのも特徴です。男性1人に対して女性5~6人程度とされています。欧米では、グレーブス病とも呼ばれています。

このコラムでは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 食欲はあるのに体重が減ってしまう
  • 手足が震えて、時々手足に力が入らなくなる
  • 首のあたりが腫れている
  • 暑くないところでも汗をかきやすい
  • ちょっとしたことにイライラして、とても疲れやすく感じる

一般的な甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
一般的な治療法としては、投薬療法が主となっています。症状に合わせて薬の量を調節しながら長期的に服用されることが多くあります。その他、放射線を照射するアイソトープ治療や手術が選択されます。

投薬療法以外では、食事療法、運動療法、リラクゼーションなど生活習慣を改善することがあげられます。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、遺伝的な要因が関与しているといわれていますが、すべてに遺伝的要因が関係しているとはいえません。明確な原因は特定されておらず、日常生活でのストレス、アルコールやカフェインの過剰摂取、喫煙、妊娠や出産など複数の原因が関与して発症すると考えられています。

これらの外的要因を見直すことが甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の対策法とされていますが、どれも根本的な改善とはならず、その場限りの対処法となってしまいます。

考えてみてください。もし生活環境の乱れや精神的なストレスなどの外的要因が甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の原因だとしたら、なぜ甲状腺機能亢進症(バセドウ病)になる人とならない人がいるのでしょうか?

ここで重要なことは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の対策法として外的要因に意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。日常生活ではさまざまなストレスを受けますし、生活習慣が乱れることや環境が変化することもあります。

それらの変化に対応し続けることは大変な作業です。だからこそ甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の対策として体の内に意識を向けることが大切です。

そもそも甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は「何かがおかしいですよ!今、体に負担がかかっていますよ!」と体が危険な状態だと教えてくれている体の内からの大切なSOSのサインです。

その体からの大切なサインをただ薬で消してしまうのではなく、問題となっている根本原因を見つけることが重要です。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考えます。さまざまな検査法で問題の根本原因を特定し、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対してアプローチしていきます。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)には甲状腺ホルモンが関係していますが、カイロプラクティックで着目したいのは、甲状腺と脳を繋いでいる『神経伝達』です。

甲状腺ホルモンの分泌量やタイミングは、脳によって適正に保たれています。血液中に甲状腺ホルモンが足りないと判断されると、その情報は神経を通じて脳に伝達されます。

体の司令塔である脳の視床下部から放出される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)が、 下垂体を刺激して甲状腺刺激ホルモン(TSH)を放出します。そして甲状腺から甲状腺ホルモンが血液中に分泌され全身に作用します。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった状態ですが、なぜ甲状腺ホルモンの分泌が適切な量でなくなってしまうのでしょうか。

もっとも考えられる原因は自律神経の乱れです。

自律神経は、交感神経と副交感神経が存在しています。日中活動するときやストレスがかかったとき働く交感神経と、夜寝るときやリラックスしたときに働く副交感神経からなります。

車で例えると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの働きといえますが、車のアクセルとブレーキの働きを同時に行えば車は前に進まないのと同様に、自律神経も交感神経と副交感神経、この2つの神経のバランスが保たれていることが理想的です。

通常、甲状腺でも同様に自律神経によって体の代謝を維持するため、甲状腺ホルモンは自然に分泌と抑制でバランスが保たれています。 自律神経が乱れてしまうことで、このバランスの切り替えが上手くいかなくなった状態となります。

さらに自律神経のバランスが乱れていると甲状腺ホルモンだけでなく、これらが機能するように円滑に働いていた組織同士の連携も乱れてしまいます。

重要なことは、脳と体を繋いでいる「神経の流れ」です。 脳と体を繋ぐ神経の流れに異常があると、脳は体の状態を把握できず適切な対処を行うことができません。

つまりどれだけ薬を飲もうと、また生活習慣を見直したところで、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の根本改善とはならないのです。体の情報を脳へ届けてあげれば、脳は決して間違いを起こさずに、正しく対処してくれます。

カイロプラクティックケアでの甲状腺機能亢進症(バセドウ病)根本原因を解消し、快適な毎日を過ごしましょう!

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の症例紹介case introduction

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