甲状腺ホルモンの分泌は神経によって決まる!?
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、甲状腺ホルモンの分泌が増え過ぎてしまう状態をいいます。逆に、分泌が減り過ぎてしまう状態を甲状腺機能低下症(橋本病)といいます。
日常的に「疲れやすい」、「疲れが長く続く」、「汗をかきやすい」、「息切れがする」、「気力が出ない」などのはっきりしない症状が続くときは、甲状腺ホルモンの分泌に異常が生じている場合があります。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、日本人では1000人に2~6人はいるといわれています。年齢では20~50歳代に最も多く、女性に多いのも特徴です。男性1人に対して女性5~6人程度とされています。欧米では、グレーブス病とも呼ばれています。
このコラムでは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。