更年期障害

50代女性の4割が更年期障害で悩んでいる!?

50代女性の4割が更年期障害で悩んでいる!?

更年期とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間のことをいいます。更年期に表れるさまざまな症状の中で、他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障をきたす状態を「更年期障害」といいます。

厚生労働省の意識調査では、女性のうち40代で28.3%、50代で38.3%、60代で27.7%がなんらかの更年期障害を訴えていることが分かっています。

更年期といわれる年代の女性は、子育てが終わる人、管理職に付きキャリアアップしていく人など、これからの人生を更なるステージアップをする大切な時期です。

更年期症状や更年期障害は、人によって出る症状もさまざまで、なかなか周囲の人に理解してもらえないで困っている女性も多いのではないでしょうか?

このコラムでは、更年期障害に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 更年期は皆なるものだと諦めている
  • 時期が来れば治まるものだと放置している
  • 寝つきが悪く眠りも浅くなった
  • 些細なことにイライラしている自分が嫌になる
  • 肩こり、腰痛が気になるようになり疲れやすくなった

一般的な更年期障害に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
更年期には女性ホルモンである「エストロゲン」や「プロゲステロン」の分泌が大幅に減少します。

閉経後、数年もすると卵巣から分泌されるホルモンの量は激減します。エストロゲンは40%程度に減少し、プロゲステロンは閉経後にはまったく分泌されなくなります。

一般的に更年期障害の治療法は薬物療法のホルモン補充療法(HRT)や抗うつ薬などがありますが、これには副作用の問題があり、不正出血、嘔吐、腹痛、むくみ、頭痛などのリスクがあります。

サプリメントを摂ることも有効とされていますが、サプリメントはそのほとんどが加工され添加物を多く含みます。自然由来の原料でないものを多く摂ることはかえって体には負担となるケースが多くあります。

大豆製品に含まれているイソフラボン(植物性エストロゲン)が有効であるともいわれていますが、こうした食事療法で食べ物から補うことには限界があります。

このように考えてみると、更年期障害に対してどのような対策をすればいいのか分からないで悩んでいる女性が多いというのが現状です。

薬物療法、サプリメント、食事療法などの外的要因を見直すことが更年期障害の対策法とされていますが、どれも根本的な改善とはならず、その場限りの対処法となってしまいます。

ここで重要なことは、更年期障害の対策法として外的要因に意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。更年期といわれる年代は誰にも訪れるもので、女性ホルモンの変動は必ず訪れます。また日常生活ではさまざまなストレスも受けますし、生活環境が変わることや、食事療法を実行できない日もあるでしょう。

それらの変化に対応し続けることは大変な作業です。だからこそ更年期障害の対策として体の内に意識を向けることが大切です。

そもそも更年期障害は「何かがおかしいですよ!今、体に負担がかかっていますよ!」と体が危険な状態だと教えてくれている体の内からの大切なSOSのサインです。

その体からの大切なサインをただ薬で消してしまうのではなく、問題となっている根本原因を見つけることが重要です。

カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考えます。さまざまな検査法で問題の根本原因を特定し、更年期障害に対してアプローチしていきます。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
女性ホルモンは脳の視床下部から脳下垂体を通して卵巣へ指令が伝えられて分泌されていますが、脳の視床下部は自律神経とも密接な関係があります。更年期に女性ホルモンが激減すると、女性ホルモンを分泌させるための司令塔である脳の視床下部にも影響を与え、自律神経のバランスが乱れてきます。

更年期になると卵巣からの女性ホルモンの分泌量が減少しますが、脳は女性ホルモンが出ていないと思い、卵巣へ「女性ホルモンを分泌しなさい!」と命令を送ります。

しかし更年期に入った卵巣からは女性ホルモンが分泌されることはありません。その状態を脳が把握できないと、卵巣に対して女性ホルモンを分泌するように指令を送り続けますが、機能が低下した卵巣は脳からの指令に応えることができなくなります。

すると脳は「なぜ女性ホルモンを分泌しないのか?」と混乱して指令を送り続けるのです。言い換えると脳が暴走して常に神経を刺激し続けている状態となります。

神経を刺激し続けると体は休まることができずに交感神経が過剰に働くようになります。すると交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが乱れてしまいます。

これが「更年期障害」の原因となります。つまり更年期障害とは卵巣の状態を把握できていない脳が暴走して、できない要求を命令し続けている状態から起こるのです。

重要なことは、脳と卵巣を繋いでいる「神経の流れ」です。 脳と卵巣を繋ぐ神経の流れに異常があると、脳は卵巣の状態を把握できず適切な対処を行うことができません。

つまりどれだけ薬を飲もうと、また生活習慣を見直したところで、更年期障害の根本改善とはならないのです。卵巣の情報を脳へ届けてあげれば、脳は決して間違いを起こさずに、正しく対処してくれます。

カイロプラクティックケアで更年期障害の根本原因を解消し、快適な毎日を過ごしましょう!

更年期障害の患者様の声voice

薬に頼らず更年期障害が治まった!

40歳から体調が悪くなり、頭痛、吐き気、末端冷え性、頭痛、吐き気、末端冷え性、息切れ、動悸、汗をかきやすいなどの症状に困っていました。病院では更年期障害だと言われました。頭痛が特に酷くて頭が割れるような頭痛が出るようになりました。仕事や家事ができなくなるほど酷くて、不安になり脳の精密検査なども受けましたが異常なしと言われました。

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