慢性疲労は自律神経やホルモンバランスの問題!?
慢性疲労は、「慢性疲労症候群」と呼ばれており1980年代にアメリカで報告されたものです。日本では現在、30万~40万人の方が慢性疲労症候群であるとされています。20~50歳代の働き盛りの世代に多く、 男女比では約2対1の割合で女性に多くみられます。
疲労と聞くと年配の方が多くいるというイメージがありますが、意外にも20~30代の若い世代の女性に多く、70歳以上の高齢者と比較しても大差がありません。
また近年では、子供も慢性疲労を訴えることがあり、3カ月以上続く強い疲労感や微熱、リンパ節の腫れ、睡眠障害、筋肉痛、関節痛、集中力の低下などは「小児慢性疲労症候群」と診断されるケースもあります。
小さな子供からお年寄りまで、日本はまさに慢性疲労大国と言っていい状況です。
慢性疲労症候群は、その症状自体が人によって違うため、原因を特定することが難しい症状の一つです。そのため、どのように対策すればいいのか分からず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、慢性疲労に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。