不整脈は自律神経が関係している!?
私たちの心臓は1日におよそ10万回も動いています。心臓は決して休むことなく、24時間動き続ける筋肉でできた強靭な臓器です。
心臓は4つの部屋で構成されており、全身から汚れた血液が戻ってくる部屋を右心房といい、汚れた血液を肺に送り込む部屋を右心室といいます。その後、肺で綺麗になった血液が戻ってくる部屋を左心房といい、綺麗になった血液を全身へ送り出す部屋を左心室といいます。
不整脈には、脈が速くなる頻脈(ひんみゃく)、脈が遅くなる徐脈(じょみゃく)など、脈が不規則になることを不整脈といいます。標準とされる回数は1分間に50~100の間であれば標準とされます。1分間に100以上の場合を頻脈といい、1分間に50以下を徐脈といいます。
心臓にある4つの部屋には、それぞれ「弁」と呼ばれる部分がありますが、その弁などになにか器質的疾患があることを考えると、早期に精密検査を受けて重病の可能性を消しておくことはもちろん重要ですが、精密検査を受けても異常なしと診断されるケースも少なくありません。
病院での精密検査でも異常なしと言われ、なぜ不整脈が出るのかと不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、不整脈に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。