生理不順が集中力を奪う?その背景に“自律神経とホルモン”の乱れが関係している理由
「最近集中力が続かない」「頭がぼんやりして仕事がうまく進まない」――こうした相談を受けて話を伺うと、同時に“生理周期の乱れ”を抱えている方が非常に多いことに気づきます。
生理不順は単に月経周期がズレるだけの問題ではありません。背後では、女性ホルモンのバランス低下、自律神経の乱れ、ストレス過多、睡眠の質の低下など複数の要因が複雑に絡み合っています。そしてこれらはすべて脳の働きと集中力に影響してきます。
今回のコラムでは、生理不順が集中力に影響する理由、そしてカイロプラクティックの関係性についてお伝えしていきます。
■ 生理不順が起こると、なぜ集中力が落ちやすくなるのか?
生理周期は「脳(視床下部・下垂体)と卵巣の連携」で成り立っています。生理周期が乱れているということは、脳のホルモン指令がうまく働いていない状態であり、脳のリズムが狂いやすくなります。脳のリズムが崩れると、考える力や気持ちの安定に影響が出やすく、集中力が保ちづらい状態になります。
生理不順の方が感じやすい脳の変化には、思考がまとまりにくくなることや判断力が低下すること、集中が途切れやすくなること、些細なミスが増えること、そして頭がぼんやりして作業が進まないと感じることがあります。特にエストロゲンには神経の働きを活性化し脳のパフォーマンスを高める役割がありますが、生理不順によってエストロゲンのリズムが乱れると、脳の働きが低下しやすくなります。
さらに、生理痛・むくみ・頭痛・肌荒れといった身体の負担が生じると、それ自体が脳のリソースを消費してしまうため、「集中したくても集中できない」状態が続きやすくなります。
■ ホルモンと自律神経の乱れが脳のパフォーマンスに与える影響
生理不順の背景にある大きな要因のひとつが自律神経の乱れです。ストレスが続いたり、睡眠不足が重なったり、疲労が蓄積したりすると、交感神経が過剰に働いて体が緊張し続けます。この状態では肝臓の血流も低下し、女性ホルモンの代謝が滞りやすくなります。ホルモンの代謝が滞ると、古いホルモンが体に残り、月経周期の乱れや気分の不安定さが起こりやすくなります。
自律神経が乱れると、脳は常に「緊張モード」のまま働くことになるため、脳の疲労が蓄積し、集中力の低下、記憶力の低下、気持ちの焦りなどを感じる方も多くいます。また、卵巣と脳の連携も乱れやすくなるため、生理不順が改善しにくい状態が続きます。
さらに、自律神経は呼吸の質とも強く関係しています。呼吸が浅くなると酸素の供給量が減り、脳のパフォーマンスが下がります。仕事中に「ため息が増える」「胸が苦しいような感じがする」という方は、自律神経の緊張が続いている可能性が高いと言えます。
■ カイロプラクティックで自律神経・姿勢を整え、生理リズムと集中力回復をサポート
カイロプラクティックでは、背骨や骨盤でのバランスの乱れを整えることで、神経の伝達をスムーズにし自律神経の働きを回復することを目的としています。背骨には脳からの神経が通っており、その通り道がスムーズになることで、脳と身体の連携が改善し、ホルモンバランスの乱れにも良い影響を与えます。
特に胸椎や腰椎の緊張が強い場合、自律神経のバランスが崩れやすくなり、呼吸も浅くなるため、集中力の低下や気分の不安定につながります。また、骨盤のバランスの乱れていると卵巣・子宮周囲の血流が低下し、月経周期が乱れやすくなることがあります。
生理不順は、ただ月経周期が乱れるだけの問題ではなく、脳・自律神経・姿勢・呼吸などの身体全体が影響を受ける症状です。カイロプラクティック・ケアで自律神経のバランスを整え月経リズムが安定させ脳の働き、集中力を最大限発揮しましょう。
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執筆者中島 恵
新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティックで実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。


