2025.05.01

湘南エリアの人口増加と高齢化社会に向けてカイロプラクティックが果たすべき役割

カテゴリ: 健康通信
湘南エリアの人口増加と高齢化社会に向けてカイロプラクティックが果たすべき役割

2020年12月に「土の時代」から「風の時代」に移り変わりました。2024年11月20日から本格的に「風の時代」が始まったとされており、世間的にも、「目に見えるモノ」の時代から、「目には見えないモノ」に価値観が変わってきているといえます。

 

「健康」も、そのうちの一つでしょう。人生100年時代だからこそ、「長生きする」だけでは人生の豊かさは語れないのではないでしょうか。

 

このコラムでは、これからの日本の『健康寿命』をために、カイロプラクティックが果たせる役割を解説していきます。

 

湘南エリアの人口増加

藤沢市や茅ケ崎市など、湘南エリアは、いまや全国的にも人気の高い街となっています。

 

コロナ禍以降、全国的に人口減少が続いている昨今の中で2020年4月1日から比べると、藤沢市では2025年4月1日時点では7,022人、お隣の茅ケ崎市でも2,586人の人口増加が確認されており、多くの方が湘南エリアに新たな生活の拠点を構えています。

 

豊かな自然と温暖な気候、暮らしやすい街並み。海辺を散歩する人々の笑顔や、街角のカフェで楽しそうに過ごすご家族の様子を見れば、誰もがここに憧れる理由に納得できるのではないでしょうか。

 

藤沢市のお隣である茅ケ崎市では、2017年に日本経済新聞が行った調査によると、人口20万人以上の市区の中で男性の「老衰」による死亡率が全国で最も高く、女性でも2番目に高いという結果になりました。

 

自然な「老衰」というのは理想的な最後かもしれませんが、「自然な老衰」=「健康寿命が延びているか」というと、少し疑問が残ります。

 

湘南エリアの街中を見ていると、「杖をついて歩く」、「歩く速度が極端に遅い」、「介護無しでは歩けない」という高齢者の方を多く見かけます。

 

100年時代といわれる世の中で、せっかく自然豊かな湘南エリアにお住まいなら、いつまでも自分の足で自由に歩き、最後まで人生を謳歌したいものです。

 

寿命は延びても、健康に動ける時間が変わっていない現実

日本は世界に誇る長寿国となり、医療技術の進歩や生活環境の改善により、平均寿命は年々延び続けています。

 

しかしその一方で、「健康寿命」、つまり日常生活を自立して送ることができる期間は、必ずしも同じペースで延びているわけではありません。

 

厚生労働省の調査によると、平均寿命と健康寿命の間には、男性でおよそ9年、女性でおよそ12年という大きな差が存在しており、この期間、多くの高齢者が支援や介護を必要としながら生活しているのが現状です。

 

このギャップは、本人にとって苦痛やストレスをもたらすだけでなく、家族の精神的・経済的負担、さらには社会全体の医療・介護コストの増大にもつながっています。

 

その背景には、筋力や体力の低下に加え、慢性疾患の増加、社会参加の減少による心身機能の低下といった複合的な要因が関与しています。

 

「まだ大丈夫」、「体力が落ちたら運動すればいい」と思っている間にも、神経機能は静かに、しかし確実に低下していきます。

 

知らないうちに筋肉の反応が鈍くなり、関節の動きが悪くなり、やがて転倒や骨折といった重大なリスクを引き起こすことにもつながります。

 

健康寿命を延ばすためには、運動や食事といった生活習慣の改善が大切である一方で、「運動を始めたくても体が思うように動かない」、「食べたくても食欲が湧かない」と感じる方が多いのも事実です。

 

この原因は単なる加齢によるものではなく、『神経機能の低下』にあります。

 

カイロプラクティックで「自分らしく元気に動ける体」を取り戻す

人間の体は、脳からの指令が神経を通じて全身に送られることで、筋肉や関節が正しく動き、ホルモンバランスや血流、リンパの流れまでもが正常に保たれています。

 

しかし、運動機能を司る神経系が衰えると、いくら筋力トレーニングを重ねても本来の力は発揮できず、リハビリや運動だけでは改善が難しいケースも少なくありません。

 

このような問題に対し、“本物のカイロプラクティック”は、根本原因である神経系に直接アプローチします。

 

背骨や骨盤にあるサブラクセーション(根本原因)を、体表温度検査・視診・静的触診・動的触診・レントゲン評価という5つの検査法を用いて正確に特定し、アジャストメントによって神経の流れを整えていきます。

 

神経系が正常に働くようになると、筋肉や関節だけでなく、呼吸や血流、免疫機能までもが自然に活性化し、体が本来持っている自然治癒力が最大限に発揮されるようになります。

 

カイロプラクティックは、単なる痛みや症状を取り除くための療法ではありません。体の内側から機能を高め、「自分らしく動ける体」を取り戻していくための根本的なケアなのです。

 

実際にカイロプラクティックケアを続けた高齢者の方々からは、

「杖を使わずにスーパーまで歩けるようになった」

「階段を手すりに頼らずに上り下りできるようになった」

「旅行に行く夢をもう一度持てるようになった」

といった、嬉しいお声を多くいただいています。

 

その変化は、決して派手なものではありません。しかし、小さな「できた」の積み重ねが、日常生活に自信を取り戻し、人生そのものを豊かにしていきます。

 

湘南エリアに限らず、これからの日本はますます高齢化が進んでいきます。長生きできるだけではなく、最後まで自分の足で立ち、意志を持って生き抜くためには、体の根本からのケアがますます重要になります。

 

湘南エリアの豊かな自然と温暖な気候に包まれたこの環境で、あなたの内に秘められた「治る力」を引き出しながら、人生の最期まで「自分らしく歩み続ける」。

 

人生100年時代といわれる今、ただ長く生きるだけでなく、心から充実した時間を重ねるために、カイロプラクティックという選択肢を取り入れてみませんか。

 

私たちは、あなたが本来持っている「未来を切り拓く力」を引き出すサポートを、心を込めて行ってまいります。

 

ぜひ、毎日の健康維持にカイロプラクティックケアを役立ててください!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティック治療室に内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティック治療室で学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。

笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。

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