2025.08.27

スマホ首が腰を壊す!?ストレートネックと腰痛の落とし穴

スマホ首が腰を壊す!?ストレートネックと腰痛の落とし穴

「頭が前に出てきたと感じる」

「デスクワークをしていると腰が重い」

「スマホを見続けると首だけでなく腰もつらい」

 

こうした悩みを持つ方の多くは、まずマッサージやストレッチを試みます。血流を促し筋肉をゆるめることは一時的な緩和には役立ちますし、日常のケアとしても大切です。しかし、それだけでは腰痛の根本的な改善にはつながらないことが少なくありません。

 

そこでよく名前が出てくるのが「ストレートネック」です。ストレートネックとは、本来なだらかな前カーブを描いている首の骨が、まっすぐに近い形になっている状態を指します。

 

長時間のデスクワークやスマホ操作などで頭が前に移動し、そのバランスを取ろうとする補正作用として起こる現象です。それ自体は病気や異常ではありませんが、長期化すると首だけでなく腰にも負担が広がっていきます。

 

このコラムでは、ストレートネックがなぜ腰痛と結びつくのかを神経機能の観点から解説し、カイロプラクティックがどのように改善の糸口を提供できるのかをお伝えします。

 

■ ストレートネックと腰痛の関係

人間の頭の重さはおよそ5kgあります。首がなだらかな前カーブを描いているのは、この重さを効率的に分散するためです。しかし首が前に傾けば傾くほど前後のバランスを取ろうとした補正作用になって首のカーブが後ろに減少していきます。

 

また、頭が前に傾くほど首への負担は増し、60度の前傾で首に掛かる圧力は約27kgにまで跳ね上がります。この過剰な重さは頸部の筋肉や靭帯を疲弊させるだけでなく、背骨全体に伝わり、腰椎や骨盤にも影響します。

 

腰椎椎間板にかかる圧力を立った状態が「1」とすると、座っているだけで1.4倍。さらにパソコン作業やスマホ姿勢によって前傾姿勢を加えれば1.7〜2倍に増大します。デスクワークという日常的な姿勢が、いかに腰椎へ慢性的な負担をかけているかが分かります。

 

加えて、骨盤にある仙腸関節も大きな影響を受けます。本来この関節は歩行に伴って微細に動き、衝撃を分散する役割を果たします。しかし座位が長く続き、神経に負荷が加わると、体は防御反応として筋肉を硬直させ、関節の動きを制限します。片側の仙腸関節が制限されれば、反対側は過剰に動くことになり、腰椎はねじれのストレスを受け続けます。

 

つまりストレートネックは首の問題に留まらず、全身の力学的なバランスを崩し、腰痛を引き起こす土台となるのです。

 

■ ストレートネックと腰痛をつなぐ神経の働きとカイロプラクティック

姿勢の崩れが腰痛へと発展する背景には、神経機能の乱れがあります。

 

前傾姿勢によって腰部や骨盤周囲の血流は滞りやすくなり、酸素不足や浮腫が起こると神経受容器は過敏化します。その結果、普段なら痛みにならない刺激までもが脳に痛みとして伝えられます。これが「座っているだけで腰が痛む」という状態の正体です。

 

またストレートネックによる頸部の負担は交感神経を優位にし、血管を収縮させ、腰部の筋肉を固くさせます。筋肉が緊張すれば椎間板への圧力はさらに増大し、痛みの悪循環に拍車をかけます。

 

さらに脳には「痛みを学習する」性質があります。腰痛を繰り返すうちに脳は痛みの回路を強化し、実際には損傷がなくても痛みを再生産するようになります。こうして「構造の問題」から始まったものが「神経の問題」へと広がり、慢性腰痛を固定化させていくのです。

 

ここで必要となるのがカイロプラクティックです。カイロプラクティックは筋肉や骨格を直接操作するのではなく、それらを支配する神経の働きに着目します。

 

当院で実践しているガンステッド・システムでは、体表温度検査・視診・静的触診・動的触診・レントゲン評価という5つの検査法を基に、問題の根本原因であるサブラクセーション(神経の圧迫)を特定していきます。

 

問題の箇所1点に対して必要最小限の精密なアジャストメントを行うことで、神経伝達は正常化し、血流や筋緊張の調整力が回復します。過敏になっていた神経受容器は落ち着きを取り戻し、仙腸関節の防御反応は解け、腰椎のねじれストレスも軽減されていきます。

 

脳に形成されていた「痛みの記憶」も徐々にリセットされ、再発を遠ざける体へと変化していくのです。

 

マッサージやストレッチが健康維持に役立つのは確かですが、根本からの改善には神経機能の正常化が欠かせません。カイロプラクティックケアはそのための専門的な方法であり、ストレートネックと腰痛をつなぐ問題の核心に直接働きかけるアプローチなのです。

 

■ ご予約・ご相談はいつでもどうぞ

「デスクワークやスマホ姿勢で腰がつらい」

「ストレートネックと腰痛の関係をもっと詳しく知りたい」

 

そうした方は、首や腰の構造的な問題だけでなく、背後に神経機能の乱れが潜んでいる可能性があります。

 

腰痛の本質を神経の働きから理解し、根本から改善していくために、ぜひ一度カイロプラクティックケアをご相談ください。

 

📍前田カイロプラクティック藤沢院

神奈川県藤沢市鵠沼橘1-17-4 第一興産28号館402

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前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティックに内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティックで学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。

笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。

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