【加齢と腰痛】「歳だから仕方ない」は本当か?神経の働きから考える新しい視点

「年齢とともに腰痛が強くなってきた」
「病院で“加齢によるもの”と言われて諦めている」
こうした声は非常に多く聞かれます。確かに年齢を重ねると、椎間板や筋肉、靱帯には変化が起こります。しかし「加齢=腰痛」とは言い切れません。
実際、80代でも腰痛知らずで元気に活動している方もいれば、30代で慢性的に腰痛に悩んでいる方もいます。つまり「歳だから腰が痛む」のではなく、腰痛を引き起こす根本には別の要因が存在しているのです。
その鍵となるのが「神経の働き」です。腰痛を単なる老化のせいと決めつけず、神経機能の視点から理解することが、年齢に左右されない体づくりへの第一歩になります。
■ 加齢と腰痛はイコールではない
加齢にともなう体の変化として、椎間板の含水量の低下、靱帯の硬化、筋肉量の減少、骨密度の低下といった現象は誰にでも起こります。これらは“年齢とともに生じる自然な変化”であり、避けることはできません。
しかし、これらの変化そのものが痛みを生むわけではありません。たとえば椎間板の変性が見られても痛みを感じない人は大勢いますし、骨粗鬆症の診断があっても腰痛を訴えない人もいます。重要なのは、体の構造の変化そのものよりも「それにどう適応できるか」という点です。
人間の体には本来、変化に対応するための調整機能が備わっています。その中心を担うのが神経系です。神経が正しく働いていれば、筋肉は必要なときに緊張し、関節は柔軟に動き、体はバランスをとりながら生活を続けられます。逆に神経の働きに乱れがあると、わずかな加齢変化が腰痛として顕在化してしまうのです。
■ 痛みの強さを左右するのは神経の精度
腰痛の信号は腰そのものではなく、神経を通じて脳に届いた情報として「痛み」と認識されます。つまり「痛み」は腰そのものが壊れている証拠ではなく、脳が「危険だ」と判断した結果です。
加齢による変化が同じでも、痛みの強さに差が出るのは、神経の情報処理の正確さの違いです。神経の働きが安定している人は小さな変化を“安全”と認識でき、痛みを感じにくくなります。一方、神経の乱れがある人は本来なら問題にならない刺激を“危険”と誤認し、痛みとして感じてしまいます。
呼吸の浅さは交感神経を緊張させ、筋肉を硬直させます。睡眠不足は痛みを抑える脳内物質の働きを低下させます。運動不足は関節や筋膜の滑走性を失わせ、刺激を痛みに変換しやすくします。これらはすべて神経機能に影響を与える要因であり、加齢よりも大きな痛みの要因になることすらあります。
■ 今日からできる「年齢に負けない」整え方
「腰が痛い=壊れている」ではないと理解することが第一歩です。恐怖や不安は脳に“危険信号”を送り、筋肉を固め、痛みを強めてしまいます。安心して動ける範囲を少しずつ増やすことが、脳への再教育になります。
具体的には、深い腹式呼吸が効果的です。呼吸は自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にして体をリラックスさせます。軽いウォーキングやストレッチも大切です。これらは脳に「安全に動ける」という情報を送り直し、神経系を安心モードに導きます。
さらに、生活の中で長時間同じ姿勢を避けることも重要です。長時間座り続ければ関節や筋膜の滑走は悪化し、神経系は過敏になります。
こまめに体をリセットすることで、脳には多様な情報が届き、痛みの回路は鎮まりやすくなります。年齢を重ねるほど、この小さな工夫の積み重ねが将来の大きな差につながります。
■ カイロプラクティックができること
カイロプラクティックケアの最大の特徴は、腰そのものではなく「神経機能」に焦点を当てている点です。加齢変化そのものを止めることはできませんが、神経の流れを整えることで体はその変化に適応し、痛みを最小限に抑えることが可能です。
当院で実践しているガンステッド・システムでは、体表温度検査、視診、静的触診、動的触診、レントゲン評価を組み合わせ、サブラクセーション(神経を妨げている根本原因)を特定します。
「腰が痛いから腰だけを触る」のではなく、全身の神経系を評価し、痛みを生み出している本当の原因にアプローチするのが特徴です。
特定されたサブラクセーションに対しては、必要最小限で精密なアジャストメントを行います。過剰な力ではなく、狙うべき一点を正確に調整することで、神経の流れを回復させます。
すると筋肉は過度に緊張することなく必要な働きを取り戻し、関節は滑らかに動き、腰への負担は全身に分散されます。その結果、「動けない体」が「動ける体」へと変わっていくのです。
さらに、神経の流れが正常化すると、腰痛の改善だけにとどまりません。姿勢の安定、歩行の改善、呼吸の深まり、内臓機能の向上といった全身への好影響が期待できます。カイロプラクティックケアは「その場の痛みを和らげるため」ではなく、「体全体の回復力を取り戻すため」のケアであることが最大の特徴です。
■ ご予約・ご相談はいつでもどうぞ
「年齢だから仕方ない」と言われて諦めている腰痛でも、神経機能を整えることで改善の余地は十分にあります。呼吸や軽い運動、生活習慣の見直しは誰にでも今日から実践できます。
そこにカイロプラクティックケアを組み合わせることで、体は自ら回復し、年齢に関係なく動ける状態を取り戻せます。
神経の流れを整え、体が自分で調整できる状態に戻る過程を、私たちは丁寧にサポートします。年齢に左右されない「動ける毎日」を一緒に目指しましょう。
📍前田カイロプラクティック藤沢院
神奈川県藤沢市鵠沼橘1-17-4 第一興産28号館402
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執筆者前田 一真
神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティックに内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティックで学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。
笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。