頻繁な風邪を撃退!免疫力を左右するカギは“自律神経”のバランスにあった
風邪をひきやすい状態が続いている、治ってもすぐにまた体調を崩してしまう。そのような経験をしていませんか。表面的には体力の問題や季節的な影響のように思われがちですが、実際には「免疫を調整している神経の働き」が乱れている可能性があります。
免疫とは、ウイルスや細菌などの外的刺激から身体を守るための防御システムである。白血球などの免疫細胞が中心的な役割を担っていますが、その働きは自律神経のバランスやホルモンの分泌によっても繊細にコントロールされています。
しかし、慢性的なストレス、睡眠不足、長時間の緊張状態が続くと、交感神経が優位になり、身体は常に戦闘状態に近いモードで働き続けることになります。この状態が長く続くと、免疫機能が抑制され、風邪や感染症にかかりやすくなってしまいます。
さらに、姿勢の乱れや背骨周囲の筋緊張が続くと、神経の伝達が滞り、自律神経の調和が崩れてしまいます。これによって喉や鼻、気道の防御機能が低下し、外部からのウイルスに対して脆弱になりやすい環境がつくられてしまいます。
「人よりも風邪をひきやすい」「疲れるとすぐ喉が痛くなる」「常に身体が重く感じる」といったサインが続く場合、単なる体力や生活習慣の問題ではなく、神経機能のアンバランスが背景に存在していることが考えられます。
このコラムでは、頻繁に風邪をひいてしまう原因を、自律神経と免疫の関係から明らかにし、カイロプラクティックによって自然治癒力を最大限に引き出す方法を解説していきます。






