妊娠初期～妊娠4ヶ月

現れやすい症状

つわり・食欲不振・味覚や臭覚の変化・眠気・疲れやすい・頭 痛・立ちくらみ・情緒不安定

妊娠初期は、お母さんに外見的な体の変化は表れません。そのため周囲の人からは、たとえ身体の調子が悪くても理解を得ることが難しい場合があります。

しかし、お母さんの体内では出産に向けてさまざまな変化が起きるため、お母さんはたくさんの不安を抱える時期でもあります。

この時期でもっとも大きな変化は体内のホルモン分泌となります。赤ちゃんを育むために必要なホルモン分泌に重要なことは、脳と体を繋ぐ「神経の流れ」が正常に機能していることです。

脳は神経を通じて体の各ホルモン分泌器官と常に連携しています。「神経の流れ」が正常に機能していれば、脳は体内環境を正確に把握することができ、赤ちゃんを育むための最適なホルモンバランスに調整してくれます。

妊娠初期は、出産に向けて準備する大切な時期となります。当院では、そんなお母さんの健康をスタッフ一丸となってサポートします。

妊娠中期妊娠5～7ヶ月

現れやすい症状

肩こり・腰痛・足のつり感・背部痛・筋肉疲労・貧血 貧血・貧血

妊娠中期は、ホルモン分泌が著しくなる時期となります。その影響で骨盤を中心に体のあらゆる関節や靭帯が緩んできます。子宮も徐々に大きくなり、体の重心に大きな影響を与えます。腰のカーブが増大して、反り腰になりやすくなります。

妊娠初期で起こった体内変化は、個人差はあるものの落ち着いて安定してくる時期ですが、本格的にお腹が大きくなる前に脊柱(背骨や骨盤)を安定させることはとても重要です。

妊娠期間中で1番過ごしやすい時期にこそ、最後までマタニティライフを楽しめるように当院ではスタッフ一丸となってサポートします。

妊娠後期妊娠8ヶ月～

現れやすい症状

睡眠不足・腹部の張り・便秘・頻尿・動悸(どうき)や息切れ・ 貧血・むくみ

妊娠後期は、赤ちゃんの胎動も感じられ、出産予定日も近くなりワクワクな気持ちが大きくなってきます。同時に子宮が大きくなりお腹の張りが強くなる時期でもあるため、出産に対する不安感も大きくなります。

子宮は、お母さんの骨盤といくつかの靭帯によって支えられています。靭帯という紐によって子宮が宙に浮いている状態にあり、その子宮を支えている紐が骨盤に繋がっています。

お母さんの骨盤に不整列があると、子宮を支える靭帯に左右非対称な力が伝わることになります。その結果、子宮のバランスが崩れて子宮がねじれた状態となります。するとお腹の中で大きくなっている赤ちゃんの動きや姿勢が制限され、子宮内での最適な成長と発達が阻害されてしまいます。

出産に向けて、いよいよ最後の大詰めです。赤ちゃんの発達や出産に必要な骨盤の安定性を保持するために、また気持ちを和らいで安心して出産を迎えられるように、当院ではスタッフ一丸となって最後までサポートします。